小さな一つひとつの電気設備が、大きな使命をもって電車の安全運行を支えている

電気部 施工管理職

M.Y.

統括工事所 施工管理グループ(信号・通信担当)
2023年入社 /電気電子通信工学科 卒

電気部 施工管理職M.Y.

Reason for applying入社を決めた理由

1日約180万人が
利用する電車の運行に携わる、
社会貢献性の高さに惹かれた

就活時は、学生時代に専攻していた電気関連の仕事で絞って調べていました。小田急エンジニアリングでは学んできた知識が生かせるだけでなく、多くの人が利用する乗り物に携われるため社会貢献性が高い点、箱根から江ノ島、小田原と観光地として注目されている地域へ自ら足を運んで仕事ができる点に魅力を感じました。身体を動かすことが好きであり、さまざまなことに興味を持てる自身の性格にあっていると感じたことが入社の決め手です。

Job role仕事内容

電車の運行を支える
機器の新設と改良を、
無事に終えることが使命

電気部では、電車に電気を送るための変電所や照明機器、ホームドア、信号機といった鉄道に関わるさまざまな設備の新設・改良・メンテナンス業務を担います。私はその中でも、「踏切」や列車の進行状況・速度を指示する「信号機」など、電車が安全に走るための仕組みを正常に機能させる設備を担当しています。

私はまだ現場責任者の資格をもっていないため上司に同行いただきながら仕事を進めていますが、基本的には一つの工事に一人の担当者という体制で現場を指揮していきます。主に小田急電鉄から新設や改良・更新などの発注をいただき、作業を行う協力会社への依頼、工事の日割り、進行手順といった計画表の作成を行います。注文書通り無事に工事をやり遂げるまでがこの仕事のミッションです。

電気部 施工管理職M.Y.

Motivation仕事のやりがい・面白さ

小さな機器も、
電車を走らせることへの
大きな意義がある

私が担当している信号・通信のグループは、電車がルールを守って安全に走るための比較的小さな機器を幅広く扱うため、さまざまな設備の知識を得られるという点で面白さがあります。とはいえ小さな機器一つの設置においても、自分一人で完遂させることはできません。協力会社への連絡や日程調整は苦労しますが、技術職のプロフェッショナルが集まる環境で働けることも、この仕事の醍醐味だと思います。そんな私たちの仕事は一見、地味で目立つことはありませんが、電車の安心安全な運行に決してなくてはならないものです。そうした仕事の意義は普段意識していなくとも、苦労を経て工事が無事に完遂した際に、「当たり前の日常を守る」ことへの誇りを感じることができます。

電気部 施工管理職M.Y.

Growth仕事の苦労と成長できたこと

慣れないことも、
一歩一歩学びながら成長できる

電気部の場合、列車が運行していない時間帯での作業や、停電が必要な作業がある工事は全て夜間に行わなければいけません。そのため、夜間工事での現場の立ち回りや生活習慣のペースを掴むまでは苦労しました。夜間作業は視認性が悪くなるためミスが起こりやすくなります。最初は先輩の下で徐々に図面の見方や交換作業の手順などを学んでいくことができるため、これまでに大きなミスはありませんが、はじめての夜間作業では特に不安がありました。いくつかの工事を経験し、いつの間にか先輩に言われなくてもやるべきことを判断し動けるようになったと実感した時には、自分の成長を感じます。入社3年目では工事責任者の試験にも挑戦する予定なので、今関わっている仕事を含め、一つひとつの仕事を丁寧に行っていくことが現時点での目標です!

電気部 施工管理職M.Y.

My engineわたしのエンジン

電気部 施工管理職M.Y.

自分が携わった工事が
無事に完遂する達成感

入社2年目の秋、先輩の同行はありながらもはじめて自分自身のプロジェクトとして、仕様書の図面や材料の確認、発注者との打ち合わせや協力会社への依頼、現場での指揮を任されました。工事の内容は、踏切内に侵入した車などの障害物や人を検知する装置の新設です。地上から約6mの柱を立てて、その上部に検知装置を設置しました。何もないところから自分の身長の何倍もの高さのある柱が建った時の感動は、何にも変え難い達成感がありました。

Daily routine仕事の流れ

日勤の流れの図 夜勤の流れの図

ある1週間のスケジュールある1週間のスケジュール

ある一週間のスケジュールの図

※夜勤の回数や曜日は工事内容によって異なります

Message学生に向けて

「やりたいことが定まっていない」

むしろ可能性が広がっています!

学生の皆さんの中には、もしかするとやりたいことや興味が定まっていないという人が多いかも知れません。しかし、それは悪いことではないと思います。やりたいことが分からないからこそ何にでも興味が持てますし、あらゆる可能性がある状態だと思うからです。とりあえずやってみて、“これだ!”と思う仕事に辿り着くまで行動することをオススメします!