小田急エンジニアリングで活躍する女性社員3名に、
入社前の不安や現場職の働き方、職場のサポート体制、これからの目標について語ってもらいました。

Member
-
設計・コンサルティング部
設計職(建築設計担当) 課長O.Y.
2018年入社/総合理工学研究科 修了
1級建築士Career
- 2005年
- 長女出産
- 2015年
- 次女出産
- 2018年
-
小田急エンジニアリング入社
設計・コンサルティング部配属
大学院修了後、住宅設計の仕事に携わる。2018年より小田急エンジニアリングへ入社し、設計・コンサルティング部に配属。2019年に課長代理として、藤沢駅舎設計業務、高架下保育園設計及び監理業務などに従事。2023年に課長として、中央林間実施設計及び監理業務などの担当案件を持ちながら、建築担当の業務管理を行う。
-
総務部
総合事務職 人事担当Y.S.
2021年入社/心理学専攻 卒
キャリアコンサルタントCareer
大学卒業後、教育商材の会社に入社し、営業職・採用担当を経験。その後、小田急エンジニアリングに入社。これまで採用担当・研修担当を経験。現在は、社員の働く環境を整備する福利厚生や制度整備にも携わっている。また、これまで女性の活躍推進者としてさまざまな施策を行ってきた。
-
電気部
施工管理職M.T.
2023年入社/機械工学専攻 修了
1級電気工事施工管理技士補/第2種電気工事士Career
大学院修了後、新卒で入社。電気部の施工管理職にて、主に信号・通信に関わる工事の施工管理業務を経験。現在は、変電・電力に関わる工事に従事。2023年に第2種電気工事士、2024年に1級電気工事士施工管理技士補の資格を取得。
現場での
女性の働き方について
早速ですが皆さんは小田急エンジニアリングに入社する前、
不安だったことや気になっていたことなどはありますか?
-
私はキャリア採用で入社する際、総務部への配属として、やりたい仕事ができると分かっていたので特に心配などはありませんでした。お二人はいかがでしたか?
-
そうですね。私も新卒で小田急エンジニアリングに入社しましたが、仕事内容も大学で学んできたことと近かったですし、説明会や面接の中でお会いした社員の方々がとても親しみやすかったので大きな心配はなかったです。ただ、現場職では初の女性社員と聞いていたので、どこまで馴染めるかは少し気にしていましたね。
-
そうですよね…!実際、働いてみてどうでしたか?
-
入社前にお会いした社員の皆様と同じく、入社後にお会いした皆様もとても親しみやすかったので、何も違和感なく馴染めました。また、生理の関係で体調を崩して、これまで数回生理休暇を取得したこともありますが、昼間の現場や夜勤がある日でも快く受け入れてもらえて安心しました。
-
それはよかったです!O.Y.さんは当社に入社した時はすでに子育て中だったと思いますがいかがでしたか?
-
小田急エンジニアリングにキャリア採用で入社した際は、子育てをしていたこともあり、他の建築業界の企業に比べて残業が少なかったことが一番の決め手になりました。私の場合も、部内の女性社員は1名のみでしたが、社内の雰囲気は穏やかですぐに馴染むことができました。分母が少ないからこそ、むしろ女性や子育てに対して気遣いや配慮のある人が多いと感じましたね。
-
わかります。理解や配慮をしてくださりながらも女性・男性という性別で“特別扱い”はせず、平等に扱っていただけているので、むしろ心地いいです。
-
たしかに。性別関係なく平等に皆さん優しい雰囲気がありますね。小田急エンジニアリングが働きやすい理由の一つだと思います。
家庭・育児に関する
職場のサポート体制について
つづいて、家庭や育児に関するサポート体制は皆さんいかがですか?
-
女性だけでなく、男性職員も積極的に育休を取得しているため産休・育休を取りやすい雰囲気がありますよね。
-
はい。私も入社と同時期に、部署内の男性社員の方が育休から復帰していて少し驚きました。直近でも男性の先輩社員が育休を取得していたので、本当に男女関わらず育休の取得は当たり前になっていると感じます。
-
確かに、今は男性も女性も関係なく、家庭を重視されている方が多いですよね。以前開催した任意参加の「育休推進セミナー」にも、各部署それぞれから参加があり、その大半は男性社員の皆さんでした。社内でも関心は高まっていると思います。
-
そうですね。あと、子どもが小さいうちは熱や感染症だけでなく、予防接種や検診で仕事を休まなくてはならないことが多くあるので「子の看護等休暇」の制度も助かりましたね。入園式や卒園式にも使えますし、小学6年生まで対象なのでとても助かる制度です。
-
なるほど、イレギュラーな休暇を取らないといけない事情があると困りますよね。
-
そうなんです。子どもが小さいと、発熱があるときなどは余計に目を離せないので大変です。勤務地が海老名から新宿へ移った時はどのシフトの時間帯にも合わせられなくなり、一時は転職も考えたこともありました。しかし、上司に相談してみると勤務開始時間を調整してくれるなど柔軟な働き方を認めてくださり、子育てと両立しながら安心して働くことができています。
-
会社として誰もがイキイキと活躍できる職場が理想だと思います。より働きやすい職場になるようにまだまだ制度や働き方の体制を整えていきたいですね。
女性活躍の観点から、
これからの目標について
では、皆さんの今後の目標を教えてください。
-
入社3年目になると小田急電鉄から発注を受けた工事における、作業責任者の資格が取得できる予定ですので、まずはその資格を取得し、夜間作業で作業責任者として業務を遂行することが目下の目標です。それと同時に、“施工管理技士”と呼ばれる国家資格の取得を目指して勉強と実績を積んでいき、ゆくゆくは工事の責任者として活躍していければと考えています!
-
私は部内の課長を担う役割として、自分の仕事に一層のプロ意識を持ちながら、周りの社員がより働きやすい環境をつくることを心掛けていきたいです。女性管理職として、他の女性社員にとってのロールモデルとなることが目標ですね。
また、子育てと仕事の両立については、完璧を目指さず、時には育児や家庭のサポートを周囲に頼むことも大事だというのが私の考えです。そのような状況に誰かがなった時に、積極的に助け合える社内体制を整えていきたいと思います。 -
私たち小田急エンジニアリングは2024年に、海老名市の女性活躍推進事業所から取り組みが認められ、女性活躍推進の賞をいただくことができました。しかし、賞をいただいたから終わりではありません。むしろ、意識が高まっているこれからが重要だと考えています。まだまだ女性技術職のイメージが少ない業界でもあるので、今後は制度面や環境面をさらに整えていくことで実際に活躍してくれる女性社員が増えていくことを目標としています。また、個人的な目標としては、ひとりの女性として今後さまざまなライフステージを迎えても、仕事と家庭を両立していきながら自分のキャリアを確立していきたいです!
Column
学生の皆さんへのメッセージ
-
働き方については、制度がなくても「こういうことで困っています」と伝えると、「じゃあこうしてみようか」と制度の枠にとらわれずに提案してくれる柔軟性が非常にある会社です。だからこそ、この制度ではできないと飲み込むのではなくまずは相談してみるという行動次第で、いろいろな人にマッチする会社になると思います。そういう魅力を活かしていただきたいなと思います。
-
そうですね!「こうしたい!」という自分の意見が届くという点も魅力だと思います。制度などについては、まだ発展途上な会社ではありますが、育休・産休・子の看護等休暇・時短勤務・生理休暇など、しっかり社員一人ひとりにあった働きやすい制度を整えて迎え入れる準備がありますので、安心して入社してきてください。あと、比較的ネイルや髪色の制限も少ないので、意外とオシャレも楽しめたりできますよ!まだまだできることは多いと思いますので、皆さんと一緒に会社をより良くしていけると嬉しいです!
-
私自身、業務や職場のことで気になったことや相談したいことはすぐに上司に相談ができ、上司の方もできる範囲で対応してくださっているので、今の環境を楽しみながら仕事ができています。しかし、最初は皆さんもいろいろと不安なことがあるかもしれません。そんな時は女性の先輩として、私も一緒に悩みながら対応していければと思いますので、ぜひ頼ってくれると嬉しいです。いつか、皆さんと一緒に仕事やプライベートを楽しめることを心待ちにしております!
皆様、お忙しい中ありがとうございました!
働く環境・福利厚生へ