発注から施行の実施までを一貫して担うからこそ、他では得られない技術と知識が身に付く

電気部 現場技術職

T.A.

統括工事所 テクニカルグループ 主任
2006年入社 / 電気技術コース 卒

電気部 現場技術職T.A.

Reason for applying入社を決めた理由

「小田急」のフィールドで、
自分の専門分野を活かして働く

高校卒業後、職業訓練学校で電気関連の分野を専攻して学んでおり、就職活動ではその知識を活かせる業種で企業を探していました。電気・電子系の商品やサービスを扱う会社は他にもありましたが、工場の製造ライン勤務の仕事が多く、外に出て現場作業を行う小田急エンジニアリングの仕事の方が自身の性格にあっていると感じ、最終的に入社を決めました。また、「小田急」の看板があり、安定した基盤があるという点も決め手の一つになりました。

Job role仕事内容

電車を動かすための、
あらゆる設備に電気を送る
「架線」の整備

私たち電気部の現場技術職は、協力会社を介さずに電車に電気を送る「架線」と呼ばれる電線関連の張替作業を行っています。「架線」と一言で言っても、電車に電気の供給を行う電車線、駅・踏切に電気を供給する配電線、電力会社から購入した電気を変電所から変電所へと繋ぐ送電線など種類はさまざまです。電車線などの新設の際は柱を建てるところから行うため、穴を掘るなど土木関係の仕事も行います。電車の走っていないところや電車に近付かなくてもできる作業は昼間に行い、電車や電気を止める作業は夜間に行います。自分たちで受けた仕事を自分たちで施工まで行うため、仕事を完遂した時の達成感もひとしおです。常に発注者の期待を上回る正確な仕事を目指すように心掛けています。

電気部 現場技術職T.A.

Motivation仕事のやりがい・面白さ

あらゆる現場の案件で、
発注から施工までを一貫して担う

もともと体を動かすことが好きだったため、小田急沿線のあらゆる現場で仕事ができるところは、改めて自分にあっている仕事だと感じます。業務に飽きが来ないという意味では、この仕事の面白いところでもありますね。現場によっては電車が間近で通る場所で作業することもあり、“自分たちが整備する電気の力で、こんなに大きな車体を動かしているのか”と、自分の仕事のダイナミズムさを感じることができます。また、発注から施工後のやり取りも全て一貫して自分たちで行うため、施工後に発注者から「ありがとう」と労いの言葉をいただけた時にはやりがいを感じます。今後も、目の前にある一つひとつの現場を丁寧に仕上げていくことを目標にしていきたいと思っています。

電気部 現場技術職T.A.

Growth仕事の苦労と成長できたこと

若手の頃は、
とにかく覚えることの多さに
苦労する

新人の頃は工具の名称から使い方、準備の仕方など、覚えることが多く苦労しました。はじめての夜間作業の事前準備を行った際、先輩からの説明に理解が浅いまま曖昧に返事をしてしまい、当日分からないことが発生して焦ってしまった経験があります。その時、先輩に「若手のうちは恥を忍んででも何でも聞いた方がいい」という助言をいただき、積極的な質問を心掛けるようになりました。現在は後輩に教える立場として、「分からないことは聞いてね」と質問を促すだけでなく、「ここで何を使うのかわかる?どうやってやると思う?」と要所ごとでしっかり理解しているか確認するように意識して接しています。

電気部 現場技術職T.A.

My engineわたしのエンジン

電気部 現場技術職T.A.

モチベーションは
自分自身のあらゆる「欲」!

スキルアップを目指すための成長意欲、欲しいものを買うための物欲、家族を支えたり、地域の役に立ったりするための貢献意欲…さまざまな「欲」のタイプがあると思いますが、私にとってその一つひとつが働くモチベーションになっています。私たち電気部の現場技術職は、電気だけではなく土木や林業、生コンクリートなど扱う業務が幅広く、さまざまな分野の経験ができるため他にはない技術が身につきます。もちろん大変なこともありますが、給料面などでその対価はしっかり返ってくるため、技術面と環境面の双方で自身のモチベーションに繋がっています。

Daily routine仕事の流れ

日勤の流れの図 夜勤の流れの図

Weekly scheduleある1週間のスケジュール

ある一週間のスケジュールの図

※夜勤の回数や曜日は工事内容によって異なります

Message学生に向けて

一年目はまず、
みんなで一つの工事を
達成することを目標に!

体力に自信がある方や成長意欲のある方などは、もしかすると私たちの仕事に向いているかもしれません。そうでなくても、やってみたいという挑戦する気持ちがあれば、必ず技術は身につきます。入社したての頃は分からないことがほとんどで辛いこともあるかもしれません。しかし、私たちも全力でサポートを行っていくので安心してください。一年目はまず、一つの工事を達成する喜びをぜひ感じてみてほしいと思います!